| 年会費(税込) | 還元率 算出ルール |
|---|---|
55,000円 | 1%~1.3% |
コスパ満足度
58.1%
実際に所有してのメリット

洗練された、輝きをはなつ券面デザイン
2020年2月にカードデザインが一新され、スタイリッシュで高い気品を兼ね備えた券面へと生まれ変わりました。パルテノン神殿を惜しむ声もありましたが、個人的には、新しいデザインはより優美さを増し、ステータス感を満たすデザインとなりとても満足しています。
■感じているメリットをまとめると
- ポイントは思ったよりも貯まる
- 旅行保険は1枚で家族まで十分にカバー
- メンバーズセレクションの商品が魅力的
本文中でそれぞれ解説いたします。
まず三井住友カードプラチナを所有するきっかけとなったのは、当時のプラチナカードのCMです。「Satisfaction?」「いっそ、もっと、輝こう。」のコピーにグッときて、そして自分の中のブランドイメージもそのように確立されました。長らくメインカードとして利用しています。
■付帯サービスに関して
筆者が三井住友カードプラチナに求めるのは、「ステータス」と「ポイント還元」です。ステータスとポイント還元は満足がいくものですが、付帯されるサービスもたいへん充実しており、プラチナカードとしての所有感を満たしてくれます。
ポイントに関しては、月に5万円以上の利用があれば必ずボーナスポイントがプラスされます。毎月大きな額を支払いするのであればそれなりにまとまったポイントとなります。還元率にすると、20万円の利用で600ポイント追加、上記ギフトカードと合わせて実質1.3%の還元率となります。20万円以上の利用であれば、還元率はもっと増えていきます。

30万円の利用だと1,000ポイントも
ほかの特典として、カタログから商品を選べる「メンバーズセレクション」のプレゼントも、わが家では常に活躍しています。プレゼント選択の基準は、家で長く使えるもの。毎年カタログから何を選ぶかがとても楽しみです。
選べる品は本当に欲しくなるものが多くいつもあれこれと悩んでいます。金額にすると1万円弱というところでしょうか。

メンバーズセレクションでもらった品々、活躍しています
■旅行保険とコンシェルジュなど
そして旅行傷害保険の充実度です。こちらは申し分ないですね。海外も国内も自動付帯で、海外は家族特約も含めて、最も利用頻度の多い治療費用が500万円の補償です。これは言うことがありません。
あとはプラチナカードといえばコンシェルジュサービスですが、こちらは今まで1度も電話すらしていません。もともとこのサービスに必要性を感じていなかったので、特にもったいないとも思いません。接待など、うまく使いこなせている人は羨ましいですね。
プラチナグルメクーポンは試しに1回利用しただけです。どうしても一人が無料で食事をしているという後ろめたさが気になります..。それで、余計に高いお酒を頼んでしまったりと。個人的に使いどころが難しいサービスと感じています。
プラチナホテルズは、いまのところ一度も利用する機会がありません。
■このカードにぴったりの人
当サイトがおすすめする、このカードがぴったり合う人は
- 毎月10万円以上の利用がある
- ある程度のステータス感を味わいたい
という人です。
利用限度額は300万円スタートで、上限は1,000万円。年間の利用額が1,000万円ほどですぐに限度額500万円にアップできました。
月額100万円程度の利用なら、このカード1枚で余裕で回せます
カードの利用で特別感を得られたのは、「メンバーズセレクション」です。年に1回、家族みんなで素敵な商品を選ぶ楽しみがあります。もちろんニーズが合えば、1名無料の「プラチナグルメクーポン」や、お部屋のアップグレードができる「プラチナホテルズ」も素晴らしサービスです。
そして、55,000円の年会費を払える程度の余裕が自分にあるという、多少の自信にも繋がります。
このカードよりも年会費が高いカードはありますが、自分にとってサービス過多になってしまうカードが多いのも事実です。年収にして1,000万円前後なら、ちょうど良いプラチナカードといえるでしょう。
■審査に関して
原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
引用:三井住友カード プラチナ
三井住友カードで最も厳しい審査基準となります。30歳以上で年収で500万円以上は欲しいところですが、55,000円の年会費を考えると、そもそもこの層にニーズはないかもしれません。
あとは、三井住友ゴールドカードで何年かクレジットヒストリーを積んで申請するのが確実です。
このカードの実質のターゲットとなる、40代で年収にして700~800万円以上であれば問題なく審査は通るでしょう。
■利用限度額
筆者の利用限度額は、当初ショッピング枠が300万円、キャッシング枠は最低限にして50万円でした。その後コンスタントに利用を続け、5年でショッピング枠は500万円まで上限をアップさせました。まだアップは可能なのですが、必要がないので500万円でとめています。

500万円もあれば充分です
■年会費とポイントの損益分岐
基本的に年会費をポイントでペイする目的は低いのですが、一覧にまとめてみます。
このカードを所有する目的として「大きい利用額」が使えるという点がありますので、思いのほかポイントは貯まります。
※還元率は1.3%として計算しています。
年間利用額とポイント還元額
| 利用額 | 還元額 | 年会費との差 |
|---|---|---|
| 300万円 | 3.9万円 | -1.6万円 |
| 400万円 | 5.2万円 | -0.3万円 |
| 500万円 | 6.5万円 | +1.5万円 |
| 1,000万円 | 13万円 | +7.5万円 |
年間で500万円を超える利用であれば、ポイントで年会費をペイできる計算となります。
カードのグレードごとに、年会費と還元率が最も効率が良いカードをピックアップしています。よろしければ参照ください。
年会費とポイント還元率の損益分岐点 最もお得なクレカのグレードは?
■タッチ決済に対応
VISAタッチ決済に対応していますので、コンビニやマクドナルドなどで気軽に利用できます。タッチ決済は小銭を使わずに済みますので、非常に便利な機能です。
コンビニだけの利用でも地味にポイントが貯まっていきますので、使わなければ損ですよ。
Visaタッチ決済 利用可能店舗
■まとめとして

カードを出すのがちょっと誇らしいです..
年会費55,000円が高いと思うか手ごろと感じるか。高いと感じているうちは、やはりこのカードの必要性が低いということでしょう。
幅広いサービスのすべてが利用者に必ずマッチするとは限りません。「三井住友カード プラチナ」が用意する、大人のための気配りが利いたサービスに対して、どれだけ満足感を得られるか。
これまで使ってきたゴールドカード、または他の一般的なプラチナカードとじっくり比較すれば、このカード品質は段違いだとわかるはずです。
ステータスは保ちつつ、もう少し年会費をおとしたい場合は「JCBプラチナ」、入門的にプラチナホルダーになりたい場合は「UCプラチナカード」がおすすめです。
カードの特徴
三井住友カード プラチナは、三井住友カードの最高峰に位置するプラチナカードです。旅行保険は国内・海外ともに自動付帯で最高1億円、ショッピング補償も500万円と充実しており、コンシェルジュサービス、コース1名無料のプラチナグルメクーポンなどプラチナならではのワンランク上のサービスが揃っています。
通常100円で1ポイント貯まり、1ポイントあたり1円相当(還元率1%)で利用できます。さらに月5万円以上利用ごとのボーナスポイントがあり、5万円で100ポイント、20万円で600ポイントプレゼント(還元率+0.3%)されます。









