世代別おすすめクレジットカード一覧【学生~新社会人~30代・40代・50代~見栄と実益】

日本にはいま3,000種類以上のクレジットカードがあります。その中で自分にあった一枚を見つけるとなると、なかなか至難のわざ。どうしてもCMや宣伝でよく見るカードや、大企業が発行しているカードを選びがちになります。
もちろんそういったメジャーなカードは総じて及第点のなので、とくに困ることはありません。ただし大きなマイナスポイントがない反面、長く使ってみると「最初からこっちのカードをメインにしておけば良かった・・」というパターンにはまることも良くあります。
3,000種類ものクレジットカードがあるということは、それだけ発行会社が多いということもありますが、同時にカードの利用者に対して細分化された性格のカードが存在するという側面もあります。つまり、各世代、性別、使いみちなどを軸に考えると、自分に合ったカードにどんどん近づいていけるのです。
その上で、最終的に年会費であったりポイントの還元率などでサービス内容を吟味しましょう。やみくもに多くのカードを調べてみても、なかなか自分の探しているカードにはたどり着けません。
そこでこのページでは、世代ごとの主な利用目的を踏まえ、おすすめできるカードをピックアップしています。この中で絞り込むこむことで、グッと自分にあったカードに出会える確率が上がります。また各世代ごとにおすすめしている『ひとつ上の世代のおすすめカード』を所有することで、ステータスを含めた総合的な満足感を先取りすることもできますよ。
ページのもくじ
学生向け おすすめクレジットカード3枚
学生向けカードは、「人生で初めて所有するクレジットカード」ということで、各カード会社がかなり力を入れているのが特徴のゾーンです。社会人になったあとも利用を続けてもらえる可能性が高いため、さまざまな特典が付帯されてとてもお得感があります。
学生向けでまず気になるのは「年会費」でしょう。ですが、ほぼ全ての学生向けのカードは年会費が無料なので、この点は気にする必要がありません。
次に気になるのはポイント還元率ですが、高くても2%です。しかし、リボ払いで還元率が上がったり、またはポイントが現金化しにくかったりするカードもあるので注意してください。そもそも、学生のうちは年間に何百万円も利用することもないので、ポイント還元率はあまり気にする必要もありません。それならば単にデザインのカッコ良さ、または使い勝手や付帯サービスで決めたほうがトータルでお得になります。
旅行保険も同様の理由で重要視しませんが、学生向けカードは概ね保険内容が充実していますので、とくに比較検討の対象としなくてもいいでしょう。
これらの条件を踏まえた、学生向けのおすすめのカード3種類です。
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申込資格 | ||
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18歳以上39歳以下 | 18歳以上25歳以下の学生 | 18歳以上30歳未満の学生 |
発行可能ブランド | ||
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年会費 | ||
永年無料 | 永年無料 ※卒業後も継続利用可能 | 在学中無料 |
ポイント還元率 | ||
1% | 0.5%~1% | 1% |
旅行傷害保険 | ||
海外旅行保険:最高2,000万円 (利用付帯) | 海外旅行保険:最高2,000万円 | 海外旅行保険:最高1,000万円 国内旅行保険:最高1,000万円 |
Apple Pay, Google Pay | ||
◯ | ◯ | - |
おすすめポイント | ||
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この中で1枚を選ぶとしたら年会費が永年無料で還元率も高い「JCB CARD W」、帰省などで年に1回でもJALを利用するのであれば文句なしで「JALカード navi(学生専用)」がおすすめです。
新社会人から20代向け おすすめクレジットカード3枚
学生から社会人になると、何かとクレジットカードを使う機会が多くなります。また、月給という決まった定収入が得られるようになるので、クレジットカードを計画的に利用できます。
使う機会が多くなる理由として挙げられるのが、なんと言っても周りとの付き合いからですね。新しい出会い、または会社内の誘いも多くなってくるでしょう。その時、手持ちの現金では間に合わないということも徐々に増えてきます。
なるべくそういった機会を逃さないためにも、クレジットカードで急場をしのぐということになります。また仲間うちの飲み会で、代表してカードで支払いみんなから割り勘で現金を受け取るというシーンも増えてきますね。
さて、クレジットカードを使う機会が増えると言っても、新社会人のうちはお金に余裕があるわけでもありません。クレジットカードを選ぶにあたっては、やはり年会費は抑えたいところです。
社会人となったらクレジットカードの1枚は持っていて当たり前になります。初めてクレジットカードを作るのであれば、長く使えるものを選びたいものです。
この点を踏まえて、デザインも優れた3枚のクレジットカードをピックアップしてみました。
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申込資格 | ||
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18歳以上(高校生除く) | 18歳以上(高校生除く) | 18歳以上(高校生除く) |
発行可能ブランド | ||
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年会費 | ||
無料 | 1,100円(年一利用で無料) | 無料 |
ポイント還元率 | ||
0.5%~1.0% | 0.5% | 1.0% |
旅行傷害保険 | ||
- | - | - |
Apple Pay, Google Pay | ||
◯ | ◯ | ◯ |
特徴 | ||
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この中で1枚を選ぶとしたらデザインも使い勝手も良い「ライフカード」、ステータス感も求めるなら「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード」がおすすめです。
30代向け おすすめクレジットカード3枚
30代になると給与も増え、ある程度安定した生活となります。クレジットカードの利用もより計画的になり、よほど大きな買い物もしない限り支払いがキツイという状況も少ないでしょう。良きパートナーとしての必需品になってきます。
突発的なカード利用は増えるかもしれませんが、月に数十万円も使うことも少ないので、まだ限度額などは気にしなくてもいいでしょう。
そういった面を踏まえるとあまり高価なカードは必要ないように思えますが、多少は背伸びもしたい部分があるかもしれません。これらの内容から以下の3枚をピックアップしてみました。
この中でも「三井住友カード ゴールド(NL)」はおもしろい条件があり、1回でも年間の利用額100万円をクリアすると、なんと年会費が永年無料となります。ゴールドカードが無料になるのは、他には招待制のカードだけなので非常にレアな条件です。月にすると8万円強の利用、家賃の支払いをカード払いにできればクリアできそうな条件ですね。いわゆる「クレカ修業」、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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申込資格 | ||
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20歳以上で安定収入 | 20歳以上 | 20歳以上で安定収入 |
発行可能ブランド | ||
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年会費 | ||
5,500円 (条件無料) | 2,200円 | 1,985円 |
ポイント還元率 | ||
0.5~1.5% | 1% | 1% |
旅行傷害保険 | ||
海外旅行保険:最高2,000万円 国内旅害保険:最高2,000万円 | 海外旅行保険:最高2,000万円 | 海外旅行保険:最高2,000万円 国内旅害保険:最高1,000万円 |
Apple Pay, Google Pay | ||
◯ | ◯ | ◯ |
特徴 | ||
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この中で1枚を選ぶとしたら安定の信頼性がある「三井住友カード ゴールド(NL)」、楽天の利用が多ければ「楽天ゴールドカード」がおすすめです。
40代向け おすすめクレジットカード3枚
40代になると部下や外部との会食も増え、ある程度まとまった金額を支払う機会も増えてきます。経費にできるとしても金額はかさんできますので、クレジットカードの支払額も毎月それなりの額となるでしょう。
海外旅行など比較的大きな金額の支払い、また旅行先での支払いも含めると利用できる額はそれなりに余裕が欲しいところです。
限度額を気にせずに使えて、またカードを出した時に見栄えがするカードがターゲットとなります。キャラクターが描かれたカードがダメというわけではありませんが、海外で使うことも増えると思いますので、ある程度のステータスを持ったカードを選びたいですね。
この年代でプラチナカードも選択肢にいれましょう。年会費は数万円になってしまいますが、家族の補償も含んだ旅行保険があったり、ポイントの還元率が高くなることもプラチナカードのメリットです。場合によっては、これらのメリットで年会費がまかなえる試算もできます。
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申込資格 | ||
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20歳以上で安定収入 | 20歳以上で安定収入 | 20歳以上で安定収入 |
発行可能ブランド | ||
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年会費(税込み) | ||
11,000円 初年度無料 | 11,000円 | 16,500円 |
ポイント還元率 | ||
0.5%~0.8% | 0.4%~0.6%* | 1% |
旅行傷害保険 | ||
海外旅行保険:最高1億円 (利用付帯) 国内旅害保険:最高5,000万円 (利用付帯) 家族特約あり | 海外旅行保険:最高5,000万円 国内旅行保険:最高5,000万円 家族特約あり | 海外旅行保険:最高1億円 国内旅行保険:最高5,000万円 |
Apple Pay, Google Pay | ||
◯ | ◯ | Apple Pay |
特徴 | ||
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*グローバルポイントの還元率表記は、1ポイントあたり4円のキャッシュバックに交換した場合です。交換商品により、還元率が異なります。
この中で1枚を選ぶとしたらコスパ・還元率・デザイン良しの「UCプラチナカード」、年会費を抑えながら高ステータスなら「JCBゴールド」がおすすめです。
50代向け おすすめクレジットカード3枚
しっかりとしたステータス、どこで出しても恥ずかしくないカードを選びたいです。また、利用金額が年間に数百万円などと大きくなるようでしたら、ポイント還元率を最優先にしても良いかもしれません。
海外旅行の機会が増えてくると、やはり心配となるは旅先でのトラブルですね。できるだけ手厚くかつ手広い保険が欲しいところです。また、空港ラウンジやプライオリティパス、コンシェルジュなどは使わない人も多くいるかと思いますが、これはオマケくらいに考えるのが適当かもしれません。
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申込資格 | ||
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25歳以上で本人に継続収入 | 20歳以上で安定収入 | 30歳以上で安定収入 |
発行可能ブランド | ||
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年会費(税込) | ||
27,500円 | 22,000円 | 55,000円 |
ポイント還元率 | ||
0.5%~0.85% | 0.4%~0.6%* | 0.5%~1.3% |
旅行傷害保険 | ||
海外旅行保険:最高1億円 (利用付帯) 国内旅行保険:最高1億円 (利用付帯) 家族特約あり | 海外旅行保険:最高1億円 国内旅行保険:最高5,000万円 家族特約あり | 海外旅行保険:最高1億円 国内旅害保険:最高1億円 家族特約あり |
Apple Pay, Google Pay | ||
◯ | Google Pay | ◯ |
特徴 | ||
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*グローバルポイントの還元率表記は、1ポイントあたり4円のキャッシュバックに交換した場合です。交換商品により、還元率が異なります。
この中で1枚を選ぶとしたら、圧倒的な高コストパフォーマンスの「JCBプラチナ」、もしくは必要十分にしてお手軽な年会費の「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」がおすすめです。
見栄と実益を兼ねた おすすめクレジットカード3枚
とにかく持っているだけで自信につながる、たまに人に見せて自慢できるカードです。一般的なレベルでの最高峰はアメックスのセンチュリオンカードですが、このクラスのカードは年会費が高い分、サービス内容も充実しています。
ただし、そのサービスが自分のニーズと合致するかは別の話です。過剰に利用しないサービスがあったとしたら、そのカードを持っている意義も薄れてしまいます。そういった意味で、カードが人を選ぶともいえます。
センチュリオンカード利用者の友人は「これだけのサービス内容を踏まえれば、年会費が50万でも全く高くない」と言います。自分のニーズに合っていて、きちんとサービスを享受できているのでそう感じるのです。
もちろん「見栄」を優先して所有するのもありですけどね。
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申込資格 | ||
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招待制 | 25歳以上 | レクサスオーナー |
発行可能ブランド | ||
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年会費(税込) | ||
220,000円 | 143,000円 | 22,000円 |
ポイント還元率 | ||
1.5% | 1% | 1%~1.5% |
旅行傷害保険 | ||
海外旅行保険:最高1億2千万円 国内旅害保険:最高1億円 家族特約あり | 海外旅行保険:最高1億円 国内旅行保険:最高1億円 家族特約あり | 海外旅行保険:最高1億円 国内旅行保険:最高1億円 家族特約あり |
特徴 | ||
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